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Last Update: 2026-07-18

FastAPI Cloud

FastAPI Cloud は、 FastAPI アプリをコマンド 1 つで公開できるクラウドサービス。 FastAPI チームの方々が展開してる。


FastAPI Cloud でデプロイ

コマンド 1 つだけ。

uv run fastapi deploy

特長と仕組み

主な特長

  • Zero config deployments … 設定なし、コマンド 1 つでデプロイできる
  • HTTPS by default … 証明書の準備なしで最初から HTTPS
  • Autoscaling … リクエストに応じて自動でスケールする

デプロイしたアプリをブラウザで開くと、証明書が発行済みで最初から HTTPS になってるのが確認できる。

fastapicloud.dev への接続の保護。認証局は Google Trust Services

Autoscaling はダッシュボードのアプリ詳細にある Scaling タブから調整できる。レプリカ数の範囲をスライダーで決めるだけで、最小数を 1 以上にしておけばコールドスタートも避けられる。ただし最小数を 1 以上にできるのは Pro プランだけ。 Hobby プランは最小数が常に 0(アイドル時は必ず 0 までスケールダウンする)なので、コールドスタートは避けられない。
cf. Autoscaling - FastAPI Cloud

FastAPI Cloud の Scaling タブ。Autoscaling のレプリカ数をスライダーで 2〜10 に設定している

デプロイの仕組み: cf. How It Works - FastAPI Cloud

fastapi deploy を実行すると、次の流れで進む。

  1. アップロード
    • コードとファイルをまとめて FastAPI Cloud に送る。
    • .gitignore を見て仮想環境みたいな不要なものは自動で除外してくれる(.fastapicloudignore を置けばさらに調整できる)。
    • このステップでは手元では何もインストール・ビルドしないので、ローカル環境は汚れない。
    • 同時にアカウント側にデプロイの記録が作られる。
  2. インストールとビルド
    • 送られたファイルをもとに、クラウド側で依存関係のインストールとビルドをする。
    • Python の標準やよくある慣習に沿って処理されるので、特別な設定はいらない。
  3. デプロイ
    • ゼロダウンタイムで公開する。
    • 今動いてるインスタンスがリクエストをさばき続けたまま、新しいインスタンスを少しずつ立ち上げて切り替えるので、サービスは止まらない。
    • リクエスト量に応じた自動スケール(autoscaling)もここで効く。
  4. デプロイの検証
    • 新しいインスタンスがちゃんと動くか確認する。
    • 問題があれば直前の成功したデプロイがそのまま残る(自動でロールバックされる)ので安心。
    • 状況はダッシュボードから確認できる。
    • ローカルで fastapi dev が動くアプリなら、 FastAPI Cloud でもそのまま動くはず。

ログの確認

デプロイしたアプリのアクセスログは、ダッシュボードのアプリ詳細にある Logs タブから見られる。リクエストごとに時刻・ HTTP メソッド・パス・ステータスコードが並ぶので、どのエンドポイントにどんなリクエストが来たか、エラー( 400404 など)が出てないかをすぐ確認できる。
cf. Logs - FastAPI Cloud

FastAPI Cloud の Logs タブ。リクエストごとのアクセスログが時刻・メソッド・パス・ステータスコードで並んでいる

ログの保持期間はプランによって違って、 Hobby プランは 1 日、 Pro プランは 14 日間保持される。
cf. Billing - FastAPI Cloud